傷心のモノローグ 手記 2025/4/25, 26, 29

2025/4/25

〈幼少期に実体験をもとに入力された対人感覚や自己認識(いくら歪んでいるのであろうと今もカンペキそのまま)〉

その1:

①(ミックスなので)私は「ガイジン」だと奇妙な目や偏見を向けられ、人によっては直接からかってくることも多い

②誰もがほとんど外見のみによって恋愛的・性的に値踏みされ、その結果消費されるか、こきおろされるかする

③私はこれらに猛烈な嫌悪感を抱くと共に、人前で常に疑心暗鬼になる

その2:

①外界ではどこであれ存在ごと否定される弾丸が飛び交っている

②安心の最後の砦である親までもがその言葉を放つので、私が無意味で有害な存在なのは確からしい

③存在否定の弾に当たらないでいるのは無理なので、当たったときの衝撃を小さくするために、自尊心を徹底的に削り取っておく

④結果、自己否定は疑いようもないデフォルトとなり、他人と同じ空間にいれば絶えず怯える感覚が刻まれる


2025/4/26

トラウマ体験後のケア「『安全』という感覚が得られたか。得られれば『終わったこと』になり。心は元の状態に戻りやすいが、得られなければ『終わらないまま』になり、心の状態は戻りにくい」

- 白川美也子監修(2019)『トラウマのことがわかる本 生きづらさを軽くするためにできること』講談社, p. 37.

だから、それが起きた場所でそのまま泣き続けているインナーチャイルドのもとに駆け寄って、そのとき居なかった〈ケアしてくれる人〉の代わりに、今の私が寄り添って慰めてあげる必要があるのか……


2025/4/29

「春風の中、遊び心を解放して、ふとつぶやくように書いてみよう。ひとりひとりの心の中に、きっと詩人の魂が眠っている」

- 浅野素女「詩人の魂 心に、街に」東京新聞2025年3月29日朝刊.

詩は人の心を豊かにし、抑えられているものに目を向け、解き放つもの。

心が豊かではいられなかった、子どもの頃の〈小さい私〉に詩をたくさん贈ってあげたい。

私が今書いている文章はわかりやすく「心を前向きにさせる」ものではないけれど、〈小さい私〉が感じることのできなかった気持ちをいっぱい載せている。それは〈彼女〉が必要としているものだと思う。

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